リーメンビューゲル装具装着前および
装着後の注意事項



 オムツ・オムツカバーについて
装具を装着するまでのオムツの当て方
@股を開いた状態(開排位)を保てるように、オムツは2〜3枚を使用し前へ折り返し厚く広くして当てて下さい。

A装具装着後は股関節にかからない様に股オムツにしてください。

Bオムツカバーは股関節脱臼予防用のT字型のものを使用してください。
(デパートや赤ちゃん用品専門店で市販されています。)

 抱き方について
@抱き上げる時は、背中と股の間よりお尻の下に手をいれる様にして抱き上げ、両足は広げて抱き、片手は必ずお尻を支えて下さい。

Aおんぶも構いませんが、やはり両足は広げる様にしてください。

B両足を揃えたり、内側に持ってきたり横抱きしたりしないでください。



リーメンビューゲル装具装着当日について



 装具装着により機嫌が悪くなった場合
@一時的に(1〜2日程度)機嫌が悪くなると思いますが、装具に慣れさせる事が大切ですので、極力はずさない様にしてください。

A機嫌が悪く、ぐずっていても1〜2日程度で落ち着きますので、イライラせずに、ゆったりとした気持ちで見守ってあげてください。


2 
ミルクの飲みが悪くなった場合
@ミルクは飲めるだけの量で、回数を増やしたり薄めたりして様子を見てください。

Aそれでもミルクの量が少ない場合は、水分不足による脱水症になる恐れがありますので、体温を測り、熱の状態をみながら果汁を与えたり、湯ざましを与えたりして水分を補給してください。

B機嫌が悪く、長くぐずっていたり、ミルクや果汁などを飲まなかったり、熱が上がる様なことがありましたら装具をはずしても構いません。
その場合
Tどの様な状況で
Uどれ位はずしていたか
V再びいつ装着したか

などを翌日診察にいらっしゃるか、次回予約診療にいらした時に、その旨を医師にお話してください。



リーメンビューゲル装具装着後について



 オムツ・オムツカバー及び抱き方については前記と同様にしてください

 
着衣について
@下着は必ず木綿の物を着用させてください。

Aくつ下はゴムがゆるいものか、ゴムを切ったハイソックスをはかせてください。

B上着は上下別々のものでゆったりしたものを着用させてください。

 
清潔について
@下着およびハイソックスは毎日交換し、股(ソケイ部)膝の裏の汗もなどに注意して皮膚は常に清潔にしてください。

A入浴について
患者さんにより入浴日を指定したり、装具をつけたまま入浴させたり、装具をはずして入浴させて良い場合などがありますので、装具をつけた当日には必ず医師より指示を受け、指示通り行ってください。
入浴させる際は、両足を広げて入浴させてください。装具を着けて入浴させる場合は、装具は部分的にはずしながら衣服を着脱させてください。
(全部はずしての衣服の着脱はしないでください)

4 リーメンリューゲル装具について
@装具の取り扱い方をしっかり覚え、不明な点はその場で確認して正しく扱えるようにしてください。

A装具のバンドの位置は、装着当日に印をつけますので、医師の指示が無い限り、印の付いている位置より、ずらしたり・はずしたりしないでください。

B装具装着後は、バンドの圧迫による発赤や足先の色の変化(循環障害)などに注意してください。バンドのきつさは指が一本入る程度が目安です。

 診察は原則として2週間毎に受けてください。
(装着当日に次回予約診療をとります)


 装具装着後も特に運動の制限はありませんので、子供が自分でする自由な運動はさせてください。









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