費用&服装
費用について 乳幼児なので基本的に診察代は初診料のみです。 私たちの通院していた総合病院では紹介状の無い場合は、初診時に別途1500円かかります。 リーメンビューゲル代は、16634円(装具屋さんによって様々)でした。とりあえず装具屋さんに全額支払ました。 その後申請することで、8割を主人の勤め先の保険組合(国保の人は国保で)2割を市町村の乳幼児医療係で支給してくれます。ただし支給までには結構時間がかかります。
服装について 基本的に肌着の上にリーメンを着用します。直に装着すると擦れて痛がったり肌が荒れたりします。 リーメンを装着してから着られる服は、前開きで上下つながった大きめの物で、腰周りのゆったりした服が良いと思います。 ズボンの長いものは足の動きを妨げる危険があるので、幅のあるものを選びましょう。また、足のところにボタンが有るタイプでは、ボタンを全部留めずに着用したほうが良いでしょう。 できれば、太ももの出ている服が足を自由に動かせるので良いと思います。 既製品では大体太ももにゴムが入っているので、縫い目を2〜3個切りそこからゴムを引っ張り出して切ると動きの妨げになりません。この方法が一番使いやすく、安価で可愛いデザインの服をを選ぶことができました。 カナダのメーカーの「Baby's own」のラップアップ肌着は、股ぐりがゆったりとしていて足にとても良いです。 しかし、横腹のところをボタンで留めるように成っているので、オムツ変えの時にリーメンが邪魔になって若干留めにくいです。価格は1着1800円程度です。 襟付きの服は、リーメンの肩ベルトが首に食い込むのを防ぐことができるのでお勧めです。 ただし、襟付きは着替えのときに襟だけをリーメンの上に出すのが少し面倒でした。 私達の場合は、夏場のリーメン生活だったので服装は肌着だけでした。 リーメンを装着しての外出は、他人の目が気になると思います。そんな時は、暖かい季節でしたらすその長めのベスト着せたり、寒い季節でしたらすその広がったワンピースを着せてあげてください。また、大人用のルーズソックスをかぶせてあげても言いようです。 最後に 先天性股関節脱臼の診断を受けてから、リーメンを装着するまでは毎日泣いてばかりいましたが、実際に装着してからは肝が据わったと言うか、私が頑張らなければいけないという気持ちに成りました。 脱臼になるまでは育児書を必死に読んで、成長が標準よりも早いとか遅いとか一喜一憂していました。 しかしリーメンを装着してからは、育児書を読む暇も無くなりましたが、逆に育児に対してのんびりと構えられるようになりました。 今は成長が遅くたって良い、それも個性だし大人になればそんな差なんて全く関係無い。今は元気に育ってくれれば良い。それが幸せだと思えるようになりました。 外出先でリーメン姿だと異様な目で見られることもありますが、大概は「大変だけど頑張ってね。早いうちに見つかって良かったね」と励ましてくれる人が多く凄く嬉しかったです。 しかし時には、脱臼したのは「親が悪い。親の責任だ」みたいなことを言う人もいました。私たちも幾らかの心無い人に言われたことがあり、とてもショックで悔しい思いをしました。 でも、それは先天性股関節脱臼を知らない無神経な人の言葉であって、気にする必要は無いと思います。 反対にきちんと治療を受けていることに自信を持って胸を張って良いと思います。 ちゃんと歩けるようになるし、その頃にはリーメン治療を経験した子供と、そうでない子供の差なんて分からないのですから。 「誰よりも子供を大切に思い愛している」それだけで子供は幸せだと思います。 心配で眠れないときもあると思います。でも絶対に自分を責めたりせずに前向きに病気と向き合うことが大切だと思います。 親が泣いてばかりだと子供まで不安になってしまいます。 かわいそうと思う気持ちに負けないで、親が強くなって乗り越えてくださいね。 きっと「そんなことがあったね」と笑える日がやってきます。 |
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