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質問247

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診察を受けたときに主治医にセカンドオピニオンを受けたいので資料を貸してくださいとお願いしようかと思っています。
手術は先のばしにしていただいて、他の先生にお聞きしたいと。そうすればレントゲンやカルテなどもいただけるとどこかで聞いた覚えもありますが、どうなのでしょう?

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長くかかる病気だとは思っていますのでなるべくなら今まで診ていただいた主治医はかえたくはないのですが、その手術が最良なのか、しなくても良い方法はないのか?を納得してから手術を受けるならば受けたいと思っています。

ーーーーーーーやっぱり手術が正解だったときに今の先生が今後も気持ちよく主治医として手術や診察をしてくださるかどうか?など心配ごとは尽きません。この辺は医師の方々のお考えはいかがなものでしょうか?

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いろいろお聞きして申し訳ありません。どうぞよろしくお願いいたします。

鈴木先生からの返事

今かかっている医師、病院との関係などについて、いろいろお悩みのことと思います。

まず、考え方ですが、患者本人の病気を治す為に最善のことをする、ということを基本的に考えるべきと思います。特に股関節疾患においてはその治療の結果が今後一生の生活様式に極めて大きな影響を与えます。お子さんの将来の為に今できる限りのことをしておく、というのが重要です。今日では、患者さんは最善の治療を受けるためにセカンドオピニオン、サードオピニオンを聞くというのは当然のこととであり、これからますますそのような傾向は強くなるでしょう。先日の学会でもそのような議論がなされました。

本センターに来られる患者さんは、ほとんどの場合わりきって考えておられます。直接いままでの主治医にお願いして紹介状を書いてもらっている場合もありますし、それがしにくい場合は、現在の病院の受け付けにレントゲンの貸し出しだけをお願いしている方もおられます。この場合、医療機関は拒否できないようになっています。誠実な医師であれば、このことで気を悪くすることはないでしょうし、小児整形外科を専門としておられない場合にはむしろ喜んで紹介状を書いてくださると思います。

セカンドオピニオンの結果、最終的に前の主治医の方針が正しく、あらためて前の主治医に手術をお願いすることになれば、喜んで引き受けてくれるでしょう。私達はセカンドオピニオンはこちらから積極的に勧めており、その結果、結局こちらでふたたび診療することになった場合は気を悪くするどころか喜んで治療させていただいています。これはどの医師でも同じだと思います。

これはお子さんの一生にかかわる問題です。勇気をもって行動されて良いと思います。




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